54.2013年 「マックス どうしたの?!」
マックスが10歳になるとたまに首などの身体に青く痣を作って
かえってくるようになった。
学校に問い合わせるとパニックを起こしたので・・・ということだった。
それまではパニックを起こすには大体 理由があった。
起こしそうなことは極力避けて来たのでそんなにひどいことはなかったのだが…
しかしこの頃から頻繁に学校から
「パニックを起こしているから迎えに来てください「」と連絡がはいる。
迎えにいくともうすでに治まっていることが多いが家に連れて帰る。
学校には「15分位で落ち着きますので放って置いて大丈夫です」と伝えるが
「すぐに迎えに来てください」とローリー先生は言う。
ローリー先生からの電話の回数もだんだん増えてくる。
マミーはいつ迎えの電話が入ってくるかわからないので、ゆっくりスーパーで
買物も出来ず携帯電話が鳴ると恐怖で気分が悪くなってしまい
ノイローゼのようになってしまった。
こんなに楽しそうに学校に行っていたのに・・・・
しかし幸いなことに12歳になり中学生になってからは一度も学校から
呼び出しを受ける事はなくなった。
先生は「全然 マックスは問題ないですよ」と言って下さる。
先生によってこんなにも対応が違うのかと感心してしまう。
中学に入ってもパニックを起こしたりしているかもしれないが学校で
すべて対応して下さり親にとってこんなに有難いことはない。
しかしながら学校からの呼び出しはなくなったが、
今度は家でガンガンとはじまってしまった。