50.2013年 マックス、ピアノを始める
クレイで作ったキャラクターがピアノを弾いている
家で一人でも楽しめるものとしてクレイの他にもうひとつ趣味を持たせたいと
思っていたマミーは、ピアノの先生を探し始めた。
自閉症の子供を教えられる先生を見つけるのが大変だ。
何か習わせたいと思っても教えてくださる先生を見つけるのが大変なのだ。
音符は全く読めないので先生の指の動きを真似をして音で覚える。
最初はできるかしら・・・?
と心配したが驚いたことに同じ曲を5-6回練習するとすぐ曲が弾けるようになり
マミーもダディも大喜びだ。
今では「運命」「エリーゼのために」などクラシックからポピュラーまで50曲くらい
弾ける(といってももちろん曲の一部抜粋だが)
先日は初めて先生からジャズを教えて貰いすぐに一緒に弾きだしたのには
マミーもビックリだった。
知っている曲は習っていないパートでも弾けるみたいで先生も喜んでくれる。
友達のいないマックスにこれでクレイとピアノというひとりでも楽しめる
趣味を見つける事ができて本当に良かった。
たまには学校の昼休みや教会の催しに拙いピアノ演奏だが弾く機会を与えて貰い
皆さんに聴いていただいている。
マックスに関してはいつでも「すみません」「申し訳ありません」
と謝る事ばかりだったので、マミーとダディにとってマックスが褒められるということ
は大きな喜びとなった。
メイソンも今年の夏からピアノを習い出したが全く練習をしない。
マックスが弾いているのを聴いて自分もやりたいと言ってしまい
「しまった」という感じだ。
でも先生はマックスより良いものを持っていると言って下さるがどうも続くかどう
か…….? (結局 1曲習ってやめてしまった・・)