シアトルの自閉症兄弟Max & Masonの成長記録

十数年の記録を順に載せていきます。最古記事(1)【ママ、マックス自閉症なの・・」から読んで頂けたら嬉しいです

セラピー

36.2011年 EEGセラピー 

このころマックスはEEG (electro-en-ceph-a-lo-graph) セラピーも受ける。 医学用語で脳波計という意味らしい・・・ ルネイさんがパソコン片手に家にきてくれる。 ダディがどのようにするのか簡単に絵に描いて説明する。 事前に説明しておくと言われた通りに…

34.2011年 ロリポップと言えない・・

2011年 マックス9歳の頃 、作業療法士のテレサさんが週に一度家にきてくれるようになる。 マックスに何が必要か的確に助言してくれるのだ。 ある時テレサさんに「マックスは 『ロリポップ』といえない。 吐きそうになりながら『ロ・リ・ポ・プ』と必死に言…

32.2010年 自閉症は空気読めない?

よく「空気読めない人」とか「変わった人」とか言われる。 自閉症の人は、いろいろな場面で経験してきたことを自分の引き出しに入れて置き、 出会った時に似たような場面を引き出しから出して対応するらしい・・・ だから目に見えること、自分自身が経験した…

31.2010年 ABAセラピーは続く

二人ともも自閉症と診断されてからはスピーチセラピーを週に2〜3度、 学校に通うようになってからは週に一度のスピーチセラピー。 そしてABA セラピー( Appplied Behavior Analysis Therapy )応用行動分析療法と 呼ばれているセラピーを 2歳半で自閉症と…

26.2007年 マックスの意思「Yes」「No」

2007年 マックスがアリソン先生のABAプログラムを始めてから2年半が過ぎた。 フラッシュカードなどでかなりの言葉も覚えた。 少しずつ自信も出て来たのか大きい声で答えるマックスの声が セラピールームから聞こえる様になる。 定例の1ヶ月にいちどのチーム…

16. 2006年 モーツァルトの音楽セラピー

2006年 音楽セラピーに出会った。 「音楽を聴く事により脳に刺激を与え集中力を養う」 自閉症に効果を示しているという情報を得てマックスとメイソンに 受けさせる事にした。 ビビアーノさんがクリニックを開いている。 ビビアーノさんは知的で美しく全く気…

11. 2005年 とっても高いセラピー料金

2005年 兎に角、自閉症セラピーは売り手市場だから強気だ。 セラピー料金は1時間新人で35ドル、良いセラピストといわれる人は60ドル 普通は50ドル位。1日2時間なので100ドルそれにセラピストの通勤時間も 時給にカウントされるか1回150ドらル…

10.2005年 ワシントン州立大学アリソン先生との出会い

2005年秋 「さあ〜良いセラピストを探さなければ!」 ABAのセラピーは子供と二人きりで1~2時間行うのでセラピストによってマックスの状態もかなり変わる。 セラピールームに入るのも拒否して勉強を始めるまでに30分もかかったり、 泣き声きり聞こえない…

6.2005年 ワシントン州立大学自閉症研究センターへ行く

2005年 シアトルのワシントン州立大学(UW)自閉症研究センターに申し込みをしてから半年 後、やっと順番が回ってきた。 最先端の自閉症研究センターでみてもらえる。 期待で胸がドキドキ・・・ 待合室にかわいい6~7歳の男の子がおばあちゃんと順番を待っ…

3.2005年 教材作りはマミーの仕事

2005年春 一回2時間のセラピーを毎日行うためには、マックスが興味を持ちそうで セラピーに使えそうなおもちゃ、シール、ゲームなどを 常に集めておかなければならない。 セラピールームと呼ぶ部屋にマックスとセラピストの二人で 2時間月曜日から土曜日ま…

22005年 セラピー始まる 『Good Job Max! 』

2005年2月 娘夫婦のとった行動は素早かった。 自閉症であるという診断後、すぐに地区にあるファミリーセンターに行く。 そこは0歳から3歳までの発達障害児の支援センターである。 マックスがどのような状態か評価を受け、マックスにとって必要と判断される…