65.「マックス お部屋もう壊さないでね!」
ダディと休みの日は近所をハイキング
マックスのパニックがひどくなりマックスの部屋はボコボコに
穴だらけ・・・
マックスに漢方薬を飲ませ運動をさせて
出来るだけベストな状態に保っていた。
しかし壁には穴が空きドアは壊れた。
しかし有難い事に学校からの呼び出しが全くなかったので
12歳13歳の本当に大変な時期もマミーとダディは
なんとか乗り越えることが出来たと思っている。
マックスの中学の担任ジョー先生に感謝だ
13歳半になった2016年に入ると壁に穴を空けたりドアを壊す様な
ひどいパニックはほとんど無くなった。
年末に気分を一新させようとマックスの部屋の壁を完全に修理し
ドアは新しいドアに取り替えた。
ベットも真っ白、ベットカバーも真っ白、カーテンは白に紺のストライプ
とても爽やかな部屋に模様替えした。
部屋に入った途端にマックスは、「わぁ~!」という顔をして
うれしそうに笑っていた。
マミーは
「壁もドアも新しくなったんだから もうガンガンしないでね!」
とマックスに話して聞かせた。
もしかしたらマックスも
「マミーがこんなに全部新しくしてくれたんだから もうガンガンは止めよう!」
と固く心に誓ったのかもしれない。
男の子の11歳は身体的に大人の身体に変わり始める頃である。
ちょうどマックスの自虐行為も大人の身体に変わり始めるころから始まった。
そして12歳13歳14歳に近づくにつれ身体はドンドン大人の身体になっていく。
もしかして身体の成長と心の成長のバランスが取れず身体の中で
何かが突然に爆発するのかもしれない。
12歳13歳の昨年まではとにかく暇な時間を作らないように
3時に学校から帰って来ると週に3回は2人とも家庭教師と勉強
(ABAのセラピストだが学校の勉強の補習)し、週末はマックスは
ダディとYMCAのズンバというダンスクラスとジムに通い
極力ストレスを発散させる様に努めた。