シアトルの自閉症兄弟Max & Masonの成長記録

十数年の記録を順に載せていきます。最古記事(1)【ママ、マックス自閉症なの・・」から読んで頂けたら嬉しいです

68.メイソンは中学生

9月からメイソンは中学生になり3年生のマックスと一緒に通いはじめた。

f:id:sutekilifego:20200914142226p:plain
f:id:sutekilifego:20200914142155p:plain


山に囲まれた中学校で環境は素晴らしくセキュリティもしっかりしている。


何より特別学級のジョー先生が素晴らしくマミー、ダディは

 

絶大の信頼を寄せていて安心して学校にお任せしている。

 

勿論ジョー先生からヘルプの連絡があった時は全力で協力する。


ジョー先生は

 

 「いつでも自由に授業の見学に来て下さい」

 

というスタンスでありこれはマミーにとっては有難く重要でる。

なぜかというと今まで通っていた小学校では、親はもちろんのこと

セラピストさんが進捗状況を知りたいので授業をみせてほしいといっても

いつでも答えは「No」でした。

 

フェイスブックに毎日子供達の様子をアップしてくれる。


先生のフェイスブックを見るとクラスの様子が良くわかり

 

マミー、ダディにとってみるのが楽しみだ。


ジョー先生はハンサムな若い黒人の男の先生だがマックスは

 

ダウンタウンを歩いていて黒人とすれ違う度にニコニコして手を振る。

 

時には不審な顔をされることもある。

 

ジョー先生が大好きで黒人の人は皆ジョー先生のようにみえるらしい。


スクールバスで40分以上かかって学校に行くのでマックスのガンガンを

 

マミーはとても心配していた。

 

しかも朝早く6時30分に迎えに来ることになっていたのだ。


ところが新学期の前日にスクールバスの事務所から連絡があり

 

「明日は6時半から7時に変更します」理由はバスが満員になったので

 

もう一台出すことになりそれにマックスとメイソンが乗り

 

あとひとりピックアップして学校に向かうとのこと。

 

ということはバスには三人だけだ。

 

バスの中がうるさかったり中には大きい声でマックスを挑発したりする子もいるので

 

三人だけならこんなに有難いことはない。

 

やっぱり、「この子達にはエンジェルが付いている!」

 

マックスが小学校に入学する頃、家の近所にいじめっ子が数人いて

 

意地悪をされたことがあり同じ学校に通うのでマミーはとても心配していた。

 

ところが奇跡が起きた。

 

小学校は車で5分の所にあるが、学期の途中であるにもかかわらず、

 

我が家と同じ通りに住むいじめっ子たちが皆、車で15分かかる隣の

 

学区の小学校に転校になったのだ。

 

勿論 いじめとは無関係でしかも 同じ通りでも我が家に近い方の通りの生徒だけが

 

転校になった。こんなことってあるのだろうか?


やっぱり エンジェルがマックスとメイソンを守ってくれている。

 

マミーは幸先良いスタートにホットひと息する

 

 

 エンジェルさん これからもよろしく!」