シアトルの自閉症兄弟Max & Masonの成長記録

十数年の記録を順に載せていきます。最古記事(1)【ママ、マックス自閉症なの・・」から読んで頂けたら嬉しいです

40.2010年 マミーは24時間365日休みなし

 


子供達が自閉症と診断されて以来、必死になって情報を集めるのはマミーの仕事。

 

時には子供達を1時間以上掛けてセラピーに連れて行く。

 

今までいろいろなセラピーを受けてきたが、すべてマミーが見つけてきたセラピーだ。

 

ダディは子供達とは一生懸命遊んでくれるが、自閉症に関しては積極的に治療法を探す

 

ことは一切ない(治療法はないかもしれないが…)

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「ヘルプするから何でも言って」とダディはマミーにいつも言う。

 

マミーは心の中で叫ぶ。「”ヘルプ”じゃないでしょ!…一緒に探して!…」と。

 

まぁいいか…遊んでくれるから…マミーは自分に言い聞かせダディに感謝する。

 

ダディもマミーに感謝。時々花束抱えて帰ってくる。(やさしいね・・・

 

ダディは月の半分は出張に出掛けて家にいない。

 

マミーの物理的、精神的負担は大変なものだと思う。

 

この10年以上自分の楽しみを一切持つ事もなくただひたすら子供達の為に

 

頑張っているマミーを見ていると時々大丈夫かしらと不安になる。

 

自分自身の楽しみを持つことを勧めるがまだそういう気持ちになれないらしい。

 

マミーのリラックス法は子供達が学校へ行っている間に

 

ネイルサロンと中国式マッサージに行くことだ。

 

だからマミーの手足はいつもきれいだ。

 

それにおしゃれも忘れない。

 

”障害を持っている子供だから尚更、可愛い格好をさせないと”と言って

 

子供達の洋服もアウトレットにせっせと通い探してくる。

 

あの厳しいローリー先生から

 

「汚しても良い格好をさせてきて」とメールがきたらしい。

 

もちろん「汚しても全く構いませんので…」と返信した。

 

ダディは思いっきり子供達と遊んだ後は子供達から開放されて?出張に出掛ける。

 

マミーは24時間365日子供達から開放されることはない。

 

マミーにもたまに出張があるといいね?!

 

ダディの出張は1ヶ月に平均すると2週間位なので出張前はダディも

 

子供たちのためにお子様サービスに必死だ・・

 

「お疲れ様! ダディ」