シアトルの自閉症兄弟Max & Masonの成長記録

十数年の記録を順に載せていきます。最古記事(1)【ママ、マックス自閉症なの・・」から読んで頂けたら嬉しいです

35.2010年 手のひらピラピラ・・・

自閉症の行動的特徴

 

自閉症の子供は筋肉が弱く特に手足の先に力が入らない。

 

Gパンのボタンなんていうのは固くてマックスは未だに留められない。

 

トイレでボタンが外れなかったり時間がかかったりすると困るので

 

マックスはまだゴムのズボンをはかせている。

 

メイソンは普通に筋肉もあり指の力も普通の子供と変らない。

 

 

②マックスはよく手のひらをピラピラさせたり(お化けだぞ~という振り・・)

 

③つま先歩きをして身体全体が地にしっかり着いている感じがしなかった。

 

そこで重りを着けると落ち着くと聞き学校から帰ってくると

 両手足首に軽い重りバンドを装着させてみた。

 手のひらのピラピラは減った感じはしたが、結局 長続きはしなかった。

 しかしピラピラも10歳過ぎるとそんなに気にならない位に落ち着いてきた。

 

身長が伸びて来ると今度は身体全体がなんとなくグニャとしているのが

 目立ちはじめた。

 

ハンサムボーイなのにピッシとなかなか決まらない。

 

「マックス   ピッとしなさい!!」

 

言われると背筋を慌てて伸ばすがすぐにグニャとしてしまう。

 そういえば3歳4歳の頃から 気がつくといつも寝転がってオモチャで遊んでいた。

座らせるとまたすぐに寝転がる。

 

⑤また座る時もあぐらのように足を交差する座り方が出来ずに

 ベターと足を折って後ろに投げ出す女の子座りになってしまう。

 交差させてもまたすぐに女の子座りになってしまう。

 

大きくなっても同じだ。マックスだけでなく自閉症の子供に

 

よく見られる座り方らしい。

 

メイソンの微妙な身体の歪みを簡単に治してくれたマジックハンドの

 

Dr スティーブの紹介でマッサージのデブラおばさんがマッサージベットを

 

片手に家にきてくれるようになった。

 

なんとか少しでも姿勢がよくなるように一生懸命マッサージをしてくれる。

 

マックスも気持ち良さそうだ。

 

身体の歪みは言葉に関係ないように思うかもしれないが

 

とても密接な関係があるという気がする。

 

メイソンの身体の歪み、と言ってもちょっと見ただけでは気が付かない位だが、

 

しばらくマッサージの時間が空いてしまうと言葉があまり出なくなり

 

先生に矯正してもらった後は言葉が出やすくなるような気がする。

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一生懸命ピシッとしているマックス