シアトルの自閉症兄弟Max & Masonの成長記録

十数年の記録を順に載せていきます。最古記事(1)【ママ、マックス自閉症なの・・」から読んで頂けたら嬉しいです

23.2007年 メイソンはピーナッツアレルギーだった!

2007年

メイソンに深刻な問題が起きた。

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アレルギー検査の結果、ピーナッツによるアナフィラキシーだという。

 

これは食べるとショック症状を発し呼吸困難になり死に至るアレルギーだ。

 

良く今まで何も起こらずに済んだものだ。

 

アメリカには、ピーナッツ入りチョコレート、ピーナッッツバター、ピーナッッツ入り

 

クッキーなどピーナッツが溢れている。

 

我が家でもダデイーがピーナッツ大好き・・・、

 

テレビ映画などを見る時は必ず、山ほどの殻付きピーナッツを抱えていた。

 

しかもメイソンが二歳くらいまではよく抱っこしながら食べていた。

 

考えただけでゾッとする。早速エピペンというアナフィラキシー発症時に

 

病院に搬送するまでの緊急補助注射を常備する事になる。

 

メイソンの出かける時は、いつもでもどこでもピーナッツアレルギーと

 

書かれた緊急連絡先のブレスレットとエピペンは手放せない。

 

間もなくプリスクールに通い出したが、学校側ピーナッツ入りの物は、

 

絶対持たせない様に協力をしてくれている。

 

しかしどんなに注意をしていてもちょっとした隙に事件は起きてしまう。

 

子供達は水泳が大好きでプライベートジムに良く泳ぎに行く。

 

ある日、泳いだ後ジムのラウンジで持参のおやつを食べた後、

 

車に乗り込む。

 

車に乗る時にメイソンは、目をこすっていたがマミーは、

 

「きっと 疲れて眠いのかな~ 」と思っていた。

 

家まで20分くらいかかる。

 

この時はダデイーが運転していた。

 

二人とも発話が困難な為、独り言以外は、大体無言で乗っている。

 

この時も車内は静かだった。

 

発車後78分位してマミーが後ろを振り向くと何とメイソンの顔は、

 

両まぶたが腫れ上がりすでに顔がお岩さんの様に変形していた。

 

すぐに911に電話をする。

 

エピペンを持っていたが、幸い大きな病院まで78分の距離にいたので

 

病院に駆け込み大事には至らなかったがピーナッツの恐ろしさに

 

ダデイーもマミーも震えが止まらなかった。

 

ラウンジに落ちていたピーナッツ入りの何かを拾って食べたのであろう。

 

ピーナッツ入りが溢れているこのアメリカで何とか自分で判断出来るように

 

教えなくてはならない。

 

我が家にはもうひとりエピペン愛用者?がいる。

 

マミーは2年前、ストレスより甲状腺ホルモンに異常をきたた。

 

治療をしたがそれと同じ頃に今まで大好きで食べていた果物、生野菜を

 

食べると喉に異常をきたす様になった。

 

アレルギー検査をすると果物、野菜のアナフィラキシー反応だという。

 

マミーは気の毒にサラダも果物も今は食べられない。

 

温野菜なら食べられるのでもっぱら温野菜を食べている。

 

それにしても一家に二人も エピペン常備者がいるなんて、なんて事でしょう!!